SDGsの取り組み
SDGs(エスディージーズ)とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(Leave No One Behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むものであり日本でも積極的に取り組まれています。
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
鋳造技術はインフラ整備や製造業全体を支える重要な技術であり、技術革新の基盤として位置付けられます。
主な取り組み
- 最新の省力化設備を導入し、生産効率の向上と人手不足の解消を両立。
- 若手職人を対象としたOJT制度を強化し、次世代技術者の育成を推進。
12.つくる責任つかう責任
限りある資源を有効活用し、製造業として環境負荷を最小限に抑える責任が求められています。
主な取り組み
- 溶解工程で発生する鉄くずを回収・再利用し、資源ロスを削減。
- 耐久性の高い製品設計により、使用者側の交換頻度・廃棄物発生を低減。
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
製造業はエネルギー消費量が多いため、省エネや再生可能エネルギーの導入が求められています。
主な取り組み
- 工場照明のLED化を完了し、年間消費電力を約15%削減。
- 電気炉の使用時間帯を最適化し、ピーク電力を削減。
8.働きがいも経済成長も
働きがいのある職場づくりと、地域経済への貢献が企業の持続可能性を高めます。
主な取り組み
- 日常的に安全指導を実施し、労災ゼロを目指した現場運営を継続。
- 地元高校と連携した職場見学やインターンシップの受け入れを実施。
13.気候変動に具体的な対策を
地球温暖化対策として、工場レベルでのCO2排出抑制が必須の時代です。
主な取り組み
- 敷地内の緑化スペースを維持・拡大し、ヒートアイランド対策にも寄与。
- 集塵設備の定期点検・更新を行い、継続的に環境改善。
5.ジェンダー平等を実現しよう
多様な人材が能力を発揮できる職場環境は、企業の競争力を高める要素のひとつです。
主な取り組み
- 女性職人の採用実績あり。現場業務に適した作業設備も整備済み。
- 育児・介護に対応する短時間勤務制度や有給取得推進制度を導入。
11.住み続けられるまちづくりを
地域社会とともに発展する企業として、安心・安全な暮らしを支える役割があります。
主な取り組み
- インフラ向け鋳造部品の提供により、公共設備の長寿命化に貢献。
- 地域の学校との交流や、地域行事、清掃活動に企業として参加し、地域の安全・安心に寄与。